玉村元気
「取手は約3年ぶりで3回目。最近は点数を落としているが、直前まで同県の渋谷海とみっちり練習してきた。自分は先行してこそ持ち味が出るし、ラインで決める事を大事にしている。3分戦だけど、別線の機動型は自在選手みたいだし、駆け易そう。同県の宮崎先輩としっかり決めます」。
嶋津拓弥
「ケガは指の骨折。練習は10日ほどやって来ました。復帰戦だし、正直自力を出すのは厳しいと思っていたんですけど、同県の松坂(侑亮)君がいてひと安心。連係は初めてだけど、強いのは知っているし、積極的な若手。しっかり付いて行ってサポートしたいですね」。
武田豊樹
「最近は流れがいいですね。ただ、四日市のゴール後落車で頭部を打った影響がまだ少しある。それもあって決勝は万全の状態で臨めなかった。辰弘(芦沢)と話して自分が雨谷(一樹)君の番手へ。地元戦だし、しっかりお客さんの期待に応えられる走りをしたいです」。
神山尚
「同期の野崎さんとは初連係だったが、全てやってくれた。欲を言えば差したかったが、ラインワンツースリーだし、結果としては満足している。最近は自分でやる番組が多くて大きい着が続いていたが、そろそろ追い込みにシフトチェンジしていきたい。自分の調子自体は上向きで初のS級も見えて来た。準決は地元の後ろで直線勝負です」。
竹村勇祐
「最後方におかれてしまったが、晋也が行ってくれて自分のコースが出来た。最近は予選で飛んでしまう事が多かったので、この2着は素直に嬉しいですね。今回から新車を導入。1走してみた感じは結構よかったです。準決は北が1人なんですね…。同期同級生の雨谷君がいるので栃茨勢の後ろに行きます。ここで優出して流れを掴みたいですね」。
吉田有希
「前回の宇都宮ウィナーズから全然ダメ。地元戦に向けてケアを中心に調整してきたけど、車の出も悪いし、思ったように脚が回らない。唯一よかった点は長い距離を踏んだことくらい。色々試しながら気持ちでカバーするしかないですね。準決は武田さん、杉本さんに任せて貰えたし、しっかり3人で決まるように頑張ります」。
高橋晋也
「2日目は展開も恵まれた事もあって捲り切れたが、自分の中ではイマイチしっくり来ない。それでも久々に1着が取れたし、気持ちとしてはかなり楽になった。この1着で流れが変わってくれればいいんですが…。最終日は着だけではなく内容にも拘ったレースをしたい」
宮崎康司
「玉村君が二度三度張られているのをみて、止まったと思ってしまった。少し自分勝手なレースになってしまいました。それでも連日伸びている感じはあるので悪くない。東の競輪場に来ると番手戦が多くなるので助かりますね(笑)。決勝に上がったのは一昨年の後期ぶり。単騎で一発狙います」。
大石剣士
「宮本さんを併せられたのは自信になるし、あそこで出させてしまったら勝負権がないと思っていた。しっかり追い込んで練習してきた成果が出せているし、状態も日に日によくなっています。吉田君とは平塚で一度対戦した。その時は吉田君の番手にスッポリ嵌まって全力で差しにいったんですが、全く差さらなかった。やり返したいですね」。