【A級戦展望】野津宏介は結果のみを追及
例年、前期のレインボーカップは全員が7月から昇班予定で、1着〜3着に入ると特別昇班が決まるという主要テーマよりチャレンジ頂上決戦の様相が濃い。ところが、今回のレインボーカップはデビューが遅れて来期もチャレンジ予定の127期が2人いる。本命には諸々の条件を考えて野津宏介を推す。野津はチャレンジデビューが昨年12月と遅れたが、自転車競技未経験でゴールデンキャップを獲得した高い身体能力と、S級上位クラスの機動型の後藤大輝が練習仲間という環境にも恵まれてスケールの大きい走りですぐに頭角を現した。特別昇班しないと129回生との対戦が待っているチャレンジを走ることになるし、同期の出世争いにも後れを取ることになる。ここは九州は一つで、通算8Vで、昨年後期のレインボーカップも経験している吉田航や、組み立てに柔軟性がある山口留稀哉との連係も見込める。好条件を生かして結果追及の走りで目標を達成したい。
杉浦颯太も来期はチャレンジを走る予定だが、自転車競技で抜群の実績を残し、養成所でもゴールデンキャップを2回獲得と127期の中でも将来が嘱望されるレーサーだ。実際の走りも期待通りで今年2月デビューで5回の完全㈸は圧巻の数字ながら、特別昇班まであと1勝だった6月大宮の決勝で落車し体調が何より気掛かり。先行勝負に強いプライドを持つ池田充槻、畑崎大輝との北日本連係は、お互いの戦法的に難しいか。ただ、連係があってもなくても完調ならV候補筆頭だ。
地元から出走が予定されていた選手が相次いで特別昇班したため、木村優駿は関東ただ一人となった。そうなれば譲れない一戦だ。先行に強いこだわりを持って走り、今年の連対率は約85%という力を見せ付けたい。先輩期から参戦するのも後藤祐貴だけ。以前にペナルティーの影響でチャレンジを走ったときもそうだったが、若手に全く気後れなく自力で好成績を残している選手なので一発は侮れない。
A級3班
| 氏名 | 府県 | 期別 | 競走得点 | BS | 逃 | ま | 追 | マ | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 後藤祐貴 | 兵庫 | 103期 | 77.93 | 7 | 5 | 4 | 2 | 1 | 8 | 4 | 2 | 1 |
| 杉浦颯太 | 北海道 | 127期 | 79.00 | 23 | 18 | 6 | 0 | 0 | 22 | 2 | 1 | 1 |
| 畑崎大輝 | 青森 | 127期 | 77.97 | 21 | 18 | 5 | 0 | 0 | 21 | 2 | 2 | 4 |
| 池田充槻 | 秋田 | 127期 | 78.75 | 20 | 14 | 7 | 0 | 0 | 19 | 2 | 0 | 3 |
| 木村優駿 | 埼玉 | 127期 | 78.23 | 23 | 20 | 1 | 0 | 1 | 17 | 5 | 1 | 3 |
| 野津宏介 | 福岡 | 127期 | 78.00 | 22 | 18 | 4 | 1 | 0 | 18 | 5 | 2 | 5 |
| 山口留稀哉 | 長崎 | 127期 | 77.73 | 6 | 4 | 4 | 1 | 0 | 5 | 4 | 1 | 1 |
| 吉田航 | 大分 | 127期 | 78.70 | 17 | 15 | 5 | 1 | 2 | 18 | 5 | 2 | 2 |
*成績データは直近4ヶ月のものです。
地元選手出走情報
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