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旨い!常陸牛煌杯 7月17日開催初日

  • A級戦
  • チャレンジ
  • L級戦

【A級戦展望】V量産中の塩島嵩が中心

2班ながらも、今年に入って優勝を量産している塩島嵩一朗が今シリーズの主役を担う。昨年11月に特別昇班を果たし、12月四日市で1・2班戦での初優勝を3連勝で決めると、今期に入ってからもその勢いは止まらず、1月松戸、奈良を連続完全V。2月川崎では同期の栗山和に敗れ、S級特進には至らなかったが、ルーキーチャンピオンレースを除いた10場所で8優参。6度の優勝、準V2回と実績は申し分がない。ここは南関連係で落合達彦とタッグを組んでV争いをリードする。その落合は3月MNでの優勝があり、その後も自慢の決め脚が好調だ。塩島の仕掛けにしっかりと続ければ、逆転の目も出てくるか。
今年に入り本格化している石塚慶一郎は、前期は3Vの活躍で、鋭いまくり中心の機動力が冴えている。同県の小林史也や、S降りの肥後尚己と援軍もしっかりとしており、結束力を高めて南関勢撃破を目指す。
先行力では依田翔大も見劣りはしない。ダッシュ型ではあるものの、近況は先行主体の競走スタイルに徹しており、バック回数の多さが際立つ。上甲連係で降級組の原田泰志や、同じく今期降級してきた地元の北野良栄らを連れて積極果敢に攻めれば、関東勢から優勝者が出ても不思議ではない。

出場予定選手
塩島嵩一朗
出場予定選手
落合達彦
出場予定選手
石塚慶一郎

橋谷成海 (埼玉/125期/A2)

 今期より2班に昇格したばかりでチャレンジ戦では4度の優勝実績があった期待の若手。当所は初優勝を決めた好相性走路であり、昇班後の走りも注目してみたい。

橋谷成海

高橋秀吉 (秋田/88期/A1)

 昨年12月当所で落車し、3カ月の欠場を余儀なくされたが、6月青森、平塚で連続決勝進出と状態は上向きだ。いざとなればまくり脚もあるだけに、展開がモツれるようならば出番もありそうだ。

高橋秀吉

出場選手

A級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
遠藤勝行 静岡 73期 85.48 0 0 0 5 4 4 5 7 17
小川将人 愛知 75期 84.30 0 0 0 2 8 2 8 8 15
田中雅史 愛知 79期 87.23 0 0 0 5 5 3 7 8 12
増田利明 静岡 81期 83.25 4 3 2 2 0 5 2 0 17
小佐野文秀 山梨 83期 86.29 0 0 0 5 2 3 4 5 9
肥後尚己 大阪 83期 93.32 0 0 0 0 0 0 0 4 27
川崎健次 神奈川 88期 86.50 0 0 0 9 5 6 8 5 15
高橋秀吉 秋田 88期 86.67 0 0 2 4 2 5 3 4 12
原田泰志 新潟 91期 93.97 0 0 0 0 0 0 0 4 32
寺林正秋 宮城 93期 86.52 1 0 1 3 6 1 9 8 15
大谷靖茂 愛知 93期 87.23 16 5 6 1 0 8 4 3 16
北野良栄 茨城 95期 92.17 0 0 0 1 0 0 1 4 36
落合達彦 静岡 96期 92.77 0 0 3 6 1 6 4 5 7
関根健太郎 神奈川 100期 90.47 9 2 4 2 3 4 7 6 13
石塚慶一郎 和歌山 119期 94.29 4 2 10 1 0 10 3 5 3
照井力斗 岩手 121期 86.63 11 4 2 3 0 4 5 4 14
添田龍児 神奈川 121期 85.94 19 6 7 0 0 5 8 6 14
石田典大 東京 123期 81.96 9 4 0 0 1 2 3 2 16
依田翔大 山梨 123期 91.43 18 10 4 0 0 8 6 1 6

A級2班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
三浦靖 岐阜 53期 79.35 0 0 0 0 1 0 1 3 16
小室貴広 茨城 75期 81.70 0 0 0 3 0 2 1 3 21
石川英昭 静岡 75期 72.15 0 0 0 8 2 6 4 6 17
吉川悟 大阪 79期 81.29 0 0 0 1 2 1 2 2 16
伊藤大理 長野 85期 84.03 0 0 0 3 5 1 7 8 21
川西亮介 和歌山 86期 77.84 0 0 1 0 0 0 1 2 29
小林大能 千葉 87期 67.59 3 2 2 2 3 4 5 12 25
浅沼聖士 静岡 87期 81.00 2 1 0 3 1 1 4 5 19
小谷田公則 福島 88期 84.88 0 0 0 6 2 5 3 4 21
臼井昌巨 愛知 89期 72.67 4 4 1 5 2 7 5 4 14
樋口絢土 東京 96期 80.44 0 0 0 0 0 0 0 1 8
横田政直 群馬 103期 68.40 12 8 1 0 0 5 4 4 17
田原宥明 北海道 105期 88.73 8 1 1 5 4 4 7 8 11
小林史也 和歌山 107期 88.79 10 8 1 1 0 6 4 4 10
佐藤啓斗 青森 119期 72.04 11 8 2 0 0 7 3 2 12
橋谷成海 埼玉 125期 76.75 15 12 5 1 0 12 6 0 6
塩島嵩一朗 神奈川 125期 94.64 15 12 6 2 0 18 2 0 2

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 北野 良栄選手

  • 小室 貴広選手

【チャレンジ展望】地元の吉岡優に期待

  今月本格デビューを迎える127期生が3名登場するが、なんと言っても注目は地元の吉岡優太だろう。学生時代には取手一高→明治大学と自転車競技の名門に進み、チームスプリント、スプリント、ケイリンなどの短距離種目で活躍してきた。その潜在能力は高く、養成所の記録会では第3回記録会でゴールデンキャップを獲得している。また競走訓練でも10勝を挙げて、在所順位は18位と申し分のない好素材だ。ルーキーシリーズは3節走り、白星こそなかったものの、2着3回、3着2回と着をまとめ、5月別府226着で決勝進出を果たしている。本格デビュー初戦でも臆することなく仕掛けて、地元Vを目指す。
 在所順位で次ぐ存在は、在所55位の星野京旺。アルペンスキー出身で、養成所には7度目の受験で合格を果たした苦労人だ。しかしながら記録会では、3回すべてでA評価を獲得しており、素質は高い。ルーキーシリーズは5月平の予選2で落車し途中欠場しているだけに、ここに向けてどこまで戻せているかがカギとなりそうだ。
 もう一人の新鋭・辻田祥大は在所60位と下位ではあるが、高校から自転車競技を始め、プロを目指した。養成所の記録会では未勝利であったものの、6月玉野MNの予選2では上がり11秒4のまくりで初勝利を手にしている。ここでもチャンスは十分だろう。
 降班組では6月宇都宮で予選での連対があり、先行力のある中里福太郎や、布居翼、日浦崇道の和歌山109期コンビの一発には警戒したい。

出場予定選手
吉岡優太
出場予定選手
星野京旺

亀井宏佳 (宮城/74期/A3)

 前期は6月伊東MN212着での準Vを含め、8度の決勝進出がある。また直近では125期生の先行を差し切る場面もあり、差し脚が好調なので、好目標を得られれば期待ができそうだ。

亀井宏佳

米倉剛志 (千葉/89期/A3)

 近況は勝ち上がり戦での苦戦が目立つが、敗者戦では連対が続いている。積極性が高く、自分のペースで駆けることができれば点数以上の力があるだけに、一発には警戒したい。

米倉剛志

出場選手

A級3班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
藤光健一 東京 63期 67.96 0 0 0 3 1 2 2 3 17
高木隆弘 神奈川 64期 78.91 0 0 0 0 1 0 1 3 29
桜井紀幸 群馬 68期 72.28 0 0 0 0 4 0 4 5 9
相良勝美 福島 70期 69.75 0 0 0 3 0 1 2 8 21
渡辺一洋 静岡 72期 73.38 0 0 0 9 5 3 11 2 13
亀井宏佳 宮城 74期 73.87 0 0 0 9 7 7 9 7 16
小泉俊也 岩手 77期 77.17 5 0 0 1 0 0 1 0 23
小林高志 東京 79期 67.77 0 0 0 2 3 0 5 6 19
古田義明 三重 79期 71.68 0 0 0 0 2 0 2 6 14
林洋二 岐阜 82期 71.55 0 0 0 2 5 2 5 6 20
吉川誠 神奈川 86期 69.00 2 0 1 1 0 1 1 9 18
米倉剛志 千葉 89期 68.27 13 11 0 0 0 4 7 1 14
工藤考生 埼玉 90期 70.40 0 0 0 3 5 3 5 5 17
坂本佳憲 大阪 90期 69.09 0 0 0 2 1 1 2 2 6
本間慎吾 新潟 91期 78.89 0 0 0 0 0 0 0 1 17
岡田哲夫 福島 92期 67.92 0 0 0 1 0 0 1 5 19
村松俊弥 山梨 96期 71.04 0 0 0 1 4 0 5 7 15
片山大輔 静岡 96期 71.00 0 0 0 0 0 0 0 2 4
加藤正法 愛知 96期 78.85 0 0 0 0 1 0 1 1 31
三田村謙祐 大阪 96期
小林寛弥 静岡 101期 67.30 9 6 1 0 0 6 1 1 15
野口修平 神奈川 105期 77.81 2 0 0 0 0 0 0 2 29
布居翼 和歌山 109期 71.73 12 5 3 1 2 5 6 4 18
日浦崇道 和歌山 109期 77.29 8 0 0 1 0 1 0 2 28
中里福太郎 北海道 113期 82.12 9 3 1 0 1 1 4 5 23
吉岡優太 茨城 127期 74.33 1 0 1 0 2 0 3 2 4
星野京旺 新潟 127期 71.00 0 0 0 0 0 0 0 1 4
辻田祥大 三重 127期 69.00 2 0 1 0 0 1 0 0 8

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 吉岡 優太選手

【L級戦展望】奥井迪の先行力が断然

  動けるタイプが多くそろった印象のシリーズだが、そのなかでもG戦線で活躍する先行力を誇る奥井迪が主役となるだろう。今年は4度の優勝、準Vも4回あり、通常開催では決勝進出を外していない。バック回数も2ケタを超え、一枚上の機動力を生かしてV争いをリードするだろう。
 地元初戦を迎えるルーキーの半田水晶にも期待してみたい。128期生で適性組トップの在所4位であり、競走訓練での先行回数は46回と積極性がかなり高い。また第3回記録会でゴールデンキャップを獲得、第2回トーナメントを制するなど潜在能力は高く、ルーキーシリーズ5月平塚での落車の影響がなければ、地元Vも狙えるだけの好素材だろう。
 一発に魅力のある岡本二菜も侮れない。昨年12月京王閣MNでの落車の影響もあり、今年はここまで優勝こそないが、決勝を外したのは1回のみ。また5月以降の4場所は予選で4勝を挙げて、準V2回、決勝3着1回と好調ムードだ。決まり手すべてに数字を残すように、オールラウンダーな走りでV争いに加わる。
 今年の優勝は4月岐阜の1度のみだが、まくり一撃が強力な村田奈穂もV候補の一角であるし、6月四日市で優勝した高木佑真は、近況自在性が増した印象で軽視はできない。

出場予定選手
奥井迪
出場予定選手
半田水晶

岩崎ゆみこ (茨城/116期/L1)

 前期の前半はムラ脚が目立っていたものの、5月以降は5場所連続で決勝進出を果たしている。6月別府224着は3日間最終バックを取る積極策で着をまとめた。ここは地元戦で意地を見せたいところだ。

岩崎ゆみこ

南円佳 (熊本/116期/L1)

 3月より復帰し、白星がないものの、6場所で4優参と長欠前と変わらぬ安定した成績を残している。まくり兼備のタテ脚を生かして、さらなる上位進出も狙えそうだ。

南円佳

出場選手

L級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
渡辺ゆかり 山梨 102期 44.16 0 0 0 0 0 0 0 0 32
青木美優 栃木 106期 46.22 0 0 0 1 0 1 0 1 21
奥井迪 東京 106期 55.56 20 13 6 0 0 13 6 2 6
加藤恵 青森 112期 47.26 10 0 0 0 1 0 1 5 28
成田可菜絵 大阪 112期 51.07 4 4 3 1 0 4 4 5 14
川田ひな 香川 114期 45.19 0 0 0 0 1 0 1 2 18
岩崎ゆみこ 茨城 116期 52.30 18 7 3 3 0 6 7 6 14
高木佑真 神奈川 116期 52.25 2 2 5 2 4 4 9 2 13
村田奈穂 熊本 116期 53.00 2 0 4 10 2 6 10 8 13
南円佳 熊本 116期 50.24 0 0 1 0 1 0 2 7 12
岡本二菜 東京 118期 53.55 6 3 6 5 1 8 7 8 8
森内愛香 大阪 118期 45.53 0 0 0 0 1 0 1 2 27
三谷尚子 愛媛 122期 48.13 0 0 1 0 0 1 0 2 13
牧田咲子 青森 128期 48.60 0 0 0 1 0 0 1 1 3
半田水晶 茨城 128期 52.00 2 1 0 0 0 1 0 1 1

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 岩崎 ゆみこ選手

  • 半田 水晶選手