尾野翔一
127期のナンバーワンで大型ルーキー。トップスピードはA級でも指折りだ。「特別昇級に失敗して今回からリスタート。予選、準決勝からもっと力を入れて走りたい。指定練習でカントや直線の長さなどを確かめたい」
柏野智典
今期2班もグレード戦線で勝ち負けする岡山を代表する追い込み選手。「夏場ぐらいにどこから踏んでも大丈夫と思える時期があったが成績は良くなかった。そこと比べると脚は落ちるが今は安定している」
佐々木豪
練習仲間の飛躍に刺激を受け、モチベーションを高めている。「松本貴治さんとは一緒に練習しているし今後は共に(GⅠで)戦っていけるようにしたい。今はヨコの動きができるようになり選択肢が増えた」
河端朋之
初日特選は単騎戦で最後方。スピードを発揮できず持ち味が出せなかった。準決勝は気持ちを切り替えて持ち味のダッシュを披露する。「初日はタイミングが狂って行きにくかった。脚は問題ないと思います」
吉澤純平
気合が入る地元戦で白星スタート。余力を残して逃げる深谷知広を差し切った。「深谷君は打鐘のところのスピードが凄かった。さすがに踏む距離が長かったので最後は差せた感じです。自分の状態は問題ないと思う。」
園田匠
初日特選は最終バック6番手のポジションからコースを突いて3着まで伸びてきた。「余裕があって伸びたし良かった。前回の競輪祭がもったいなかったですね。準決勝は地元番組だが頑張って勝ち上がりたい」
野田源一
タテヨコ万能に動けるのが持ち味。準決勝は巧みなレース運びで中団を確保したが、あと一歩及ばなかった。「番手の柏野君が河端君を差せないぐらいだから僕は厳しいですね。3番手を取る組み立てはうまくできた」
東矢昇太
前回の久留米に続き、今回も準決勝で尾野翔一とワンツーを決めた。決勝も九州ワンツーの期待が高まる。「尾野君がカマシの競走をやりたいと言うので、その作戦で走った。流れに乗ってしっかり仕掛けてくれましたね」
武田豊樹
地元茨城のレジェンド。準決勝は深谷知広を差し切り無傷で決勝進出を決めた。「深谷君との連係は長く競輪選手をやってて良かったと思える瞬間です。僕とはもう戦っている場所が違うしプレッシャーはありましたね」