望月湧世
「取手はチャレンジファイナルで一度走ったことがあります。だから、バンクの感じなどは大丈夫。今回は直前に新人研修が修善寺であってそれに参加。3泊4日だったけど、途中で自転車にも乗れたので大丈夫だと思う」
島村匠
「櫻木君とはたまにバンクで一緒になる。その時に練習をやるんだけど、彼のダッシュはかなり良くて油断すると離れてしまう。今は来期のS級のために自力を出す練習をやっているので(付け切れれば)。」
中石湊
今節特進を賭けて3連勝を狙う中石湊は「しっかりと練習してきました。もちろん特進は狙いますが、変なレースはしたくない。とにかく力を出し切る走りをやった上で特進を目指します」とキッパリ。特進の懸かるレースではあるが、特にスタイルを変えることは一切なさそうな感じ。
栗本尚宗
「少し前まで腰痛で体に力が入らずに練習もできなかった。でもここ最近はその腰痛の影響が和らいで練習ができるようになってきた。ここ数場所は走る度に調子が上がっている手応えを感じられる」
黒瀬浩太郎
「スピードには乗れていたと思います。いつもは初日は走った感じがあまりよくないんですけど、今回は珍しく感じが良いように思える」と好調の手応えを掴んだ様子だった。
松崎広太
初日特選は後方から踏み上げて伸びてきた。動き自体は悪くなかったように見える。「道中で脚を使わなくて溜められたのが良かった。(踏んで伸びたし)脚の状態は良いと思います」とキッパリ。地元で気迫の走りを見せてくれそうだ。
高井流星
「準決はもう少し踏んでいればチャンスはあった。もっとやりようがあったかも…」と反省しきり。しかし、気持ちを切り替えたのか「自分のところだけに3車であれば何とかします」。準決の悔しさをバネに最終日は奮起を誓う。
吉田元輝
メンバーを見て話し合いの結果、関東は新井僚太郎-吉田元輝という並びになった。吉田元が「同期で新井君が頑張るって言っているので任せます」と言えば、新井僚は「同期の吉田君の地元戦だし結構、頑張っちゃうかもよ」と言う。それに対して吉田は「かもかよ(笑)」。この同期の二人は想像以上に仲が良さそうにみえた。
中石湊
「何より相手のペースに嵌ることが一番キツイ。それがあるから自分で行こうと思っている」と中石湊。さらに「捲りはいつでもできることだし、(決勝は)先行で出し切るレースをします」とキッパリ。